東京を拠点に活動している人に必須のカード


東京を拠点に活動している人に必須のカードブログ:2021-11-07


「背中を洗ってくれないか」
と、父に言われた。
この父というのは、実は家内の父である。

ミーは一瞬戸惑ったが、
「え?!あっ!はいっ」
と言いながらタオルを構え、父の背中にあてがった。

初めて父の背中というものに触れた。
なんか丸っこくて大きくて、何だかゴツゴツしている。

上手に洗ってあげようと思えば思うほどうまくいかない。
タオルがねじれてしまう…

今度は父がミーの背中を洗ってくれるらしい。
ミーは静かに父に背を向ける。

父は、なんていうか、力加減を知らない。
すごく力強くて、体についている必要なものまで
洗い流されてしまいそうな感じ。

思わずミーは、身をよじってしまった。
「すまん」父は申し訳なさそうに、
「男の子の背中を洗うのは難しいな」と言った…

ミーは物心のついたころから、
女手ひとつで育てられてきた。

我が家に父がいないことを悲しがらなかったのは、
母の育てかたが上手だったからだと思う。
溢れんばかりの愛を注いでくれたので、
ミーはとても幸せだった。

とは言え
父のことを思わなかった訳ではない。

ただ、そのときミーがイメージするものは
どれも好感の持てないものばかりだった。

無口!ガンコ!厳しい!
正直、「父は怖い」という印象しかなかった。

そんなミーに父ができたのは、
ミーが結婚をしたからだ。

家内の父は、ミーにとって不思議な存在だった。
格好なんてつけない。不器用だけどまっすぐ。褒められると照れ隠しする。
大きなお世話なことばかりする…

ミーは、父というものに対する印象が
まるっきり変わった。


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